疫病も落ち着き、やっと世界へ羽ばたける。
そう考えていたら、このタイミングでANAとJALが会員ステータスに関わるポイントの倍付けキャンペーンを実施している。かつて、航空券は値段のみで選定していた。当然LCCになることも多く、アライアンスなど気にしたことがなかったが、世界中を翔巡りいろんな航空会社や空港を使うことを考えたら、ラウンジ利用や優先搭乗などの特別待遇を受けられるに越したことはない。
これら日本の二大航空会社は、自社の上級ステータスを達成した顧客に、それに相当するそれぞれスターアライアンスとワンワールドのステータスが付帯した SFC (SUPER FLYERS CARD) と JGC (JAL GLOBAL CLUB) というクレジットカードを発行している。そこでキャンペーンを利用してうまく一挙両得できないか作戦を練ってみる。俗に呼ばれる「修行」という名の、同じ路線をひたすら往復する、到着地で何もせず即折り返すなどというような苦行をしたり、無駄な(?多少は許容!)コストをかけたりするのは論外である。
両者とも必要なポイントは50000であるが、ともに海外発券の場合(海外の空港を起点とする場合)は日本出発に比べコスト効率が良いらしい。というわけで、そのポイントを獲得できそうなルート案。
ANA便
シドニー⇔フランクフルト(シドニー→羽田→フランクフルト→羽田→シドニー)
309,650円
全路線エコノミークラス(Mクラス、ステータスポイント1倍付け)
獲得ポイント(ANAでの呼び名はプレミアムポイント)
シドニー→羽田 7694p
羽田→フランクフルト 6328p
合計 (7694p + 6328p) x 2(往復分) x 2(キャンペーン分) = 56088p
JAL便
ソウル⇔シドニー(ソウル→羽田→シドニー→羽田→ソウル)
3,106,600ウォン(韓国発券なので決済通貨はウォン。カード決済額は349,119円)
全路線ビジネスクラス(Iクラス、ステータスポイント1.25倍付け)
獲得ポイント(JALでの呼び名はFLY ON POINT)
ソウル→羽田 1821p
羽田→シドニー 9518p
合計 (1821p + 9518p) x 2(往復分) x 2(キャンペーン分) = 45356p
残りはJALカード所有者に与えられる初回搭乗ボーナスポイント5000pでまかなう
45356 + 5000 = 50356
合わせると、
ソウル → シドニー → フランクフルト → シドニー → ソウル
*→区間はすべて羽田経由
最初に何らかの方法でソウルに到達する必要はあるが、韓国に2回、オーストラリアに2回、ドイツに1回の滞在で旅行も楽しめば一石二鳥である。あとは計算ミスやキャンペーンの認識漏れがないことを祈りながら搭乗するのみである。
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